【北海道市町村共済】女性のためのがん検診セミナー・レディース健康セミナーにて講師を務めさせていただきました。
「今からできる、カラダのお悩み改善」の1回目を先日終了しました。
北海道内から健康診断とがん検診を受けに来た方向けのセミナーです。
今回は、参加してくださる方の年代が20歳代からと広く、各年代の健康課題に沿った内容になりました。
性成熟期の方には、月経との付き合い方をお話しましたが、あらためて月経に関したことを成人になってから聞く機会は少ないですから、皆さん真剣に聞いてくださりました。
下記のように、自分の月経と身体を見つめて、無理をしない、早めの対処についての話です。
今、朝ドラでは「虎に翼」を放映していますが、主人公の寅子は月経痛がひどいにも拘わらず生理休暇を取ることはしなかったといったことが放送の中で述べられていました。
100年後の今も生理休暇の取得率は低く、一番近いデータで0.9%
PMSや月経困難症を持った女性たちへの治療が進んで、生理休暇をとらなくてもいいようになったという結果ならいいのですが、残念ながらまだそこまでにはなっていませんね・・
今は企業自体も生理休暇のあり方を検討している状況がありますから、これからは、取得率も増えていくかもしれません。
でも生理休暇を取らなくても働ける環境になるのが一番ですから、取得率は一時増えても最終的にはゼロが目標かな
更に今回は、更年期のことに加えて、更年期後・高齢期に向けての健康課題と健康寿命を延ばすにはどうするかもお話をしました。
人生100年時代、平均の閉経年齢は50.5歳ですから、人生の半分にしかすぎません。
閉経後から50年間、女性の健康の守り神であるエストロゲンのない期間を生きて行かなくてはなりませんので、より一層自力で健康である期間を長くしなくてはいけません。
そこに向けてのお話もしました。
本当に大事なことです。
進んで、健康診断・がん検診を受診し、セミナーも受けるという意識の高い方たちへのセミナー、より健康寿命を延ばすことにもフォーカスしたセミナーになりました。
次回11月にも、同じテーマでセミナーがあります。
セミナー中の写真はありませんので、控室の案内版をパチリ
控室を用意していただき、光栄です!