コラム 指が痛い

「手の指の関節が痛い」、それは更年期症状です

 

 

 

手の指の関節が痛い、変形した・・は更年期症状のひとつです。

 

 

私が、講演や講座で、「指が痛い」「指の関節が赤く腫れている」「指が曲がってきた」「指がしびれる」これらは更年期症状のひとつです、というお話をすると、「私も痛いです」「私も指が曲がっています」「うちの母が痛がっていました」「リウマチかと思っていました」という人が非常に多いのです。

 

そして、病院に行っても「歳のせい」「指の使い過ぎ」「我慢するしかない」「あきらめなさい」と言われましたと話されます。

 

指の関節が痛いのと更年期は、なかなか結び付きませんよね。

 

私も最初から知っていたわけではありません。

 

指の痛みや変形は女性ホルモンの減少が原因とわかったのは最近のこと

私が初めて指の痛みや変形が女性ホルモンの減少が原因と知ったのは、2016年の更年期と加齢のヘルスケア学会のサマーセミナーでした。

 

参加者の中に、「女性ホルモンメンテナンス―専門医が教える!薬剤師が実践する!」という本を執筆されている宮地清光先生がいました。

 

夜の情報交換会(飲み会ともいう)の時に、指が痛く2本の指が変形している北海道支部のスタッフがみてもらうとヘパーデン結節ということでした。

 

でもホルモン補充療法を開始していると聞くと「じゃ、下手したら5本全部がへパーデン結節になることもあったけれど、ホルモン補充療法をしていたら大丈夫、2本ですむ」と話されていました。

 

彼女は、エステシャンなので、指がつかえなくなったら、大変!!

 

そのことが、とても印象深く、記憶に残っていました。

 

平瀬 雄一先生の話を聞いてー指が痛い原因

 

それから、2年経って2018年に四谷メディカルキューブ 手の外科・マイクロサージャリーセンターの平瀬雄一先生が、女性の指の病気は更年期以降に多く、エストロゲンの減少が原因ではないかと考えホルモン補充療法やエクオールサプリメントを試したところ改善されたお話をしてくれたことで、希望の光がさしました。

 

先生のお話の概略は次のようなことです。

 

変形性疾患のことで整形外科を受診するのは、90%が女性、その女性の90%が更年期の女性だそうです。

 

指の痛みで受診した女性に更年期の症状ありましたか?の問いにほとんどの人が、私には更年期症状はありませんでした・・と答えるのだそうです。

 

手の痛みや関節痛を更年期症状とは知らず、ホットフラッシュはないから更年期ではないと思っていて他にも症状があれば、婦人科を受診したのかもしれませんが、ないからこそ、更年期の治療や対処を受けずにいてしまうのだそうです。

 

「私の手はなぜ、痛いのか。しびれるのか」その答えはズバリ、エストロゲンが減少しているから、あるいは不安定だから。

 

しかし、現実は整形外科を受診しても「使いすぎ」「歳のせい」「治らない」と言われてしまうそうです。

 

実際に私のところでお話する方たちも同様に言われます。

 

先生は、こう話されていました。

 

「使いすぎならば、利き手に起きるのに、利き手ではないのに痛いのはなぜか?歳のせいというけれど、80歳過ぎから指が曲がる人はいない」

 

腱鞘炎などは、授乳期や更年期のエストロゲンが減少しているときが多い

 

そこで、エストロゲンの減少が原因ではと、先生は考え、ホルモン補充療法をしてみるとよくなることを経験してきたそうです。

 

とても印象的だったのは、『「使いすぎ」「歳のせい」「治らない」と、言ってしまうことは、「その不用意な発言が患者に思考停止をさせ、新たな関節変形の発症に加担している』と言っていたことでした。

 

もう一つの指が痛い原因

本当に指が痛くてもどうすることもできずに苦しんできた女性が、いままでにどれだけたくさんいたのだろうと思うと胸が痛みます。

 

そして、どうして更年期に手の病気に罹ってしまうのか?その答えは、「エクオールを産生できないから」だそうです。

 

受診した患者さんの95%が、エクオールを産生する腸内細菌を持っていないそうです。

 

一般的に日本人は、50%の人が腸内細菌を持っていると言われていますから、持っていない人95%ってすごいですね。

 

ホルモン補充療法に躊躇する人も多いので、エクオールのサプリメントを飲んだ貰ったら変形が進んでしまう前なら、効果があるそうです。

 

以前私のブログを読んでくださった方たちから、「おかあさんがそうだった・・人前に手を出せなくなった」など話を多く聞きました。

 

指の変形は、女性に与える影響が大きいのですね。

 

ですから、強張りや痛みが出てきたら、エクオールを飲んでみることはそれ以降のQOLを低下させることを予防してくれます。

 

痛くなったら、まずはエクオールのサプリメントを摂ってみましょう

 

ここまで読んで、「私も」と思った方が多いかもしれません。

 

まずは、エクオールのサプリメントを飲んでみることをお薦めします。

 

ただし、現在エクオールのサプリメントは非常に多く販売されていて、中には改善が期待されるのに必要な量が入っていないものや、全く入っていないのに商品名にエクオールや類似した言葉をつけている場合があります。

 

 

 

どのようにエクオールのサプリメントを選べばよいか、こちらに詳しく書いていますので、ご参照ください。

 

安全で効果が得られるエクオールサプリメントの選び方

それから、サプリメントや漢方薬というのは、急激に効くものではなく、徐々に作用するものですから、最低でも3ヶ月は様子をみてくださいね。

 

痛みがひどい時、サプリメントが効果のないときは、ホルモン補充療法

さて、サプリメントを飲んだけれども、あまりよくならないという方の次のステップは、ホルモン補充療法です。

 

ただ、残念ながら産婦人科の先生たちや整形外科の先生が、皆、このことを知っているかというとそうではない可能性があります。

 

まだまだ日本は、更年期の医学は後進国

 

ですから、手が痛いので変形する前に、治療を始めたいと言っても最悪、手の痛みは「更年期のためではない」と言われ、整形外科の受診を勧められかねません。

 

実際に、そのように言われた方がいました・・。

 

では、どうすれば良いかというと、婦人科のすべての医師が更年期詳しいわけではないというのが、現状です。

 

日本女性医学学会のHPで、住んでいる地域の専門医を探して見てください。

 

また、手の痛みの他にも症状があれば、全部言いましょう。(治療ができない場合もあります。)

 

手の痛みや更年期の症状でどのくらい辛くて、日常生活や仕事をするうえでどのくらい困っているか、具体的に伝えましょう。

 

ホルモン補充療法に不安を抱く女性も多いのですが、それはホルモン補充療法に関する知識が少ないということもあります。

 

不安な方は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

ホルモン補充療法とは

 

指が変形して生活に支障がある時は、手術という方法もあります

もうすでに指が曲がっているという方は、整形外科の手外科で手術という方法があります。

 

詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。

 

ただし、何もしていないと指の変形は他の指も起こってしまうことがありますから、エクオールのサプリメントやホルモン補充療法も一緒に行った方がいいと思います。

 

私の体験談

私は閉経後1年ほどでホルモン補充療法を開始したので、指の痛みを感じたことはありませんでした。

 

しかし、途中でホルモン補充療法をお休みにしたときに、この症状がでてきました。

 

エクオールのサプリメントは、飲んでいたのでエクオールのサプリメントでは、指の痛みを抑えられなかったことになります。

 

ホルモン補充療法を再開しましたら、指の痛みは取れました。

 

手の指の痛みの予防法

 

常々、更年期女性のお話を聞いて思うことは、更年期のことを知っているかどうかで、更年期以降のQOLに差がでるということです。

 

今回の指の痛みに関しても知っていれば、予防もできますし、対処もできますし、適切な時期にホルモン補充療法を受けることができます。

 

ぜひ、更年期のことを早くから知ってほしいものです。30歳代になったらすぐ、勉強してほしいですね。

 

産後指が痛かった、お母様の指が曲がっているという方は、予防的に早くから対処を行うのがよいですね。

 

30歳代から大豆製品を摂るといいと思います。

 

ただし、エクオールを産生できる腸内細菌を持っていないといくら大豆製品を食べても自力でエクオールを産生できません。

 

まず、自分がエクオールの産生菌をもっているかを調べてみましょう。

 

 

ネットショップで購入できます。

 

 

 

 

もし、産生菌を持っていれば大豆製品を多く摂ることで、自力でエクオールを産生し、指の痛みを防いでくれます。

 

また、手を暖かくして、血液の循環をよくしておくということも大事なことです。

 

 

指の痛みに関してハイジアでは個別にご相談をお受けすることもできます。

ハイジアの相談サービス

 

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