2024年4月12日、北海道電力関連産業労働組合総連合様の「2023年度男女平等参画セミナー」にて講師を務めさせていただきました。
テーマ「男と女の更年期、生理による体調の変化について」90分
今回は、男と女の更年期の話と、生理による体調の変化についてのセミナーをさせていただきました。
元々男性が多いそうですが、100名弱の参加者の8割くらいが男性でした。
一般組合員の他、人事労務担当者、管理職の方にも声をかけていただき、仕事終了後のセミナーに関わらず、多くの方に集まっていただきました。
男性にとっては、始めて聞く話もあったでしょうし、照れくさい気持ちもおありだった思いますが、皆様本当に真剣に聞いてくださいました。
私自身、女性はもちろん男性にも生理の事、更年期の事をきちんと理解して欲しいというのが以前からめざしていることでもありました。
まず健康経営エキスパートアドバイザーの立場から、なぜ生理や更年期、更年期障害など女性特有の健康課題への取り組みが、個人だけの問題ではなく、企業や社会全体で取り組む必要性があるのか、統計や経済産業省からの資料を含めてお話させていただきました。
また生理に関しては、生理は妊娠のしくみの一部であること、異常の状態を放置していてはいけないこと、個人差があること、受診を勧めてほしいが受診できる体制は整っているのか?など。
他の企業の取り組みについても紹介をしました。
更年期の事、更年期障害については、女性だけの課題ではなく男性の更年期障害についても、取り組むべき課題であること、他人事ではなくいつ自分も更年期障害になるかわからない、自分事として考えていただけるようお話をしました。
更年期障害の辛さだけを理解するのではなく、更年期障害があっても働き続けためには、どうしたら良いのか考えるきっかけになっていればと思っています。
並行してメンタルについても、更年期世代にとっては更年期障害にからんでくる課題です。
男性は、ストレスがきっかけで更年期障害になり、女性はストレスによって更年期障害が重症化する側面を持っています。
ストレスに関しても個人だけではなく企業全体、社会の課題として取り組んでいかなくてはいけません。
では、職場でどのようにするか・・
これは、会社会社で違います。どの歯車から動かすかは会社によって現状を分析し取り組む必要があるでしょう。
微力ではありますが、少しでも企業様の発展につながれば幸いです。
このような機会をいただき、心から感謝しております。
また、たくさんの写真も提供していただき掲載することができました、合わせて感謝致します。